#29 たかちん木霊がきたよ。シーズン1
「昨日の記事でもお騒がせを継続させてしまいました」
「くまたんwith『シャア専用ピンクつんつんspベトナムへGO!』です」
「意味分からないよ!例の赤系の水草ね」
「せっかくロタラ系ってことで落ち着いたのに…」
「どうも、ホーリーです」
「せっかく皆さんが名づけてくれた思いを無駄にはできず…」
「これからはマジでそう呼んで成長を見守ろうと思います」
「いちいち長いけどねえ」
「なので呼ぶ時は『シャア』って略します」
「絶対1週間後にフルネーム忘れてるパターンだね」
「それはそうと、今日は郵便受けにこんなものが届いたよ」
「お!これはゴルオさん宅からやってきた待望の…」
「そう!たかちん木霊。ちゃんと漢字で書いたよ」
「何か下ネタ好きブログみたいになってたから、ささやかな抵抗だね」
「でも、木霊以外にもいっぱい入ってるねえ」
「付録の方が多そうだ」
「さあ、さっそく開けてみよう!」
「あれ?何か付箋がついてるよ!」
「気にせず開けちゃう~!」
と言って、くまたんが包装のプチプチにハサミを入れた瞬間、
突然部屋が真っ暗になり、くまたんとホーリーに稲妻が走ったのです。
「うわあああ」「ひえええええっ」
気がつくと、二人はまた実体化しておりました。
「ありゃ?ホーリー、ここはどこだろうね?」
「うーん、何だか嫌な予感がするなあ…」
「ちょうどいいや、あそこにいるヤンキーに聞いてみよう」
「なぜあえてヤンキーを選ぶ」
「おーい、チミチミ~」
「絶対一発でシバかれる絡み方だね」
「ん?オラのこと呼んだか、おめえら」
ふり返った少年は、おそらく日本人なら誰もが知ってる有名な宇宙人…
「おお!あ、あんたはスーパーサ、サ…」
謎の金髪
「そうだ。スーパーサイアミーズフライングフォックス人だ」
「長ぇわ!!サイヤ人だろ!」
「お腰につけたキビ団子、一つ私にくださいな」
「犬畜生か!!じゃなくて、背中にいるのは、もしかして?」
謎の少年
「ああ、こいつか。トトロタラっていうんだ」
「耳を失くしたってんで、今から神龍呼び出して耳を復元してやんだ」
「どんな願い事だよ!」
謎の少年
「おめえらも手伝え」
「え~ノーギャラ?」
「何かめんどくさい」
謎の少年
「後でチチの飯、食わせてやっからよ!」
「え~!!チチ、くわえさせてくれる!?」
「都合良く勘違いしたね!」
謎の少年
「決まりだな、一緒に祈ってくれ」
「ドラゴンボール見るの初めてだあ!」
謎の少年
「そっか、じゃあよく見てろよ。ここにドラゴンボールが・・・」
・・・
・・・・・・
「・・・な!な!ないっ!!」
「えええええ~っ」
はたして悟○?はドラゴンボールをどこへやってしまったのか!?
中編へ続く・・・